【結果】複数拠点に住むことについて
多くの人が憧れはあるものの、実際にしようと思うと障害はあるものです。今回は、その傾向を6つのタイプにまとめてみました。※パーセンテージは、すでに実施している人を除く。
<複数拠点に住むことに興味あり>
① 現実逃避タイプ:16% 今の自分の生活から逃れたい。季節に合わせて場所を転々と移動したい等のタイプ。
② 経済的合理性タイプ:10% 資産として、また災害時のために複数拠点で暮らしたいタイプ。
③ 自己実現タイプ:25% 家族や自分の将来のために好きな街で暮らしてみたい、趣味に没頭したい、地方で起業したい等の自己実現のために複数拠点で暮らしたいタイプ。
<複数拠点に住むことに興味なし>
④ 今の暮らし大満足タイプ:7%
⑤ 管理・運営が苦手タイプ:26% 引っ越しが面倒だったり、家の管理や荷物の管理が苦手だったりするタイプ。また、実際にかかる費用が想像できない。
⑥ コミュニティ苦手タイプ:0.3% 新しい人間関係の構築を面倒に感じるタイプ。
特に現役のうちから、自分の自己実現のためにという人が25%もいるのは興味深いことですが、一方で投資としてという方も10%いるのも現代の社会背景を反映しているようにも思えます。新たな暮らし像を考えたいという気持ちと、今の経済システムの中での安定を求めたいという矛盾は多くの人の心の中にあるのでしょう。今回はこうした複数拠点での暮らしにフォーカスしながら、多拠点に住むこと全般について伺ってみました。