【結果】モノの持ち方に関するアンケート(前編)
今回は「持ち物」について伺いましたが、同時にコロナの影響で自宅にいる時間が長くなったことから、モノの持ち方への意識の変化についてもあわせて伺いました。
非常事態宣言終了後も家にいる時間が増えると考えている人が76%もおり、元の日常には戻らないと考えている人は63.4%でした。また自分の仕事がこのまま続けられるか不安だという人は29.3%で、副業を始めたいと思う人も33.0%います。これからの社会の変化の兆しを感じながらも、なにかしらの不安を持ちながら生活をしているのでしょう。
そして自分のために使う時間が増えたという人も55.2%おり、「モノを整理したい」、「家の環境を整えたい」と思う人も増えているようです。暮らしに向き合う時間が増えてきたことや外に出ないことで、「いらないものがよくわかってきた」、「できるだけシンプルに暮らしたい」、「メルカリでの出品数が3倍になった」などというコメントも多くありました。
今回のアンケートでは整理整頓が得意と答えている人が40.6%もおり、得意な人が比較的多い回答者の状況となりました。
一人当たりのモノの量については、一番多い数字をあげると、下着10−20枚未満43.5%、靴下10−20足未満41.1%、服10−30着未満33.5%、スニーカー5−10足未満26.9%、革靴5−10足未満27.9%、なべ5−10個未満34.5%、フライパン2枚35.5%、電子調理器5台未満50.9%、書籍は50冊未満38.1%というような数字になっています。比較的少ないように見えますが、人それぞれ持ち物には偏りがあるようです。
最後に、新型コロナウイルスの影響でまとめ買いもするようになり、ストック類の置き場所に困っている人も多くみられました。ネットでの買い物も増えているようです。
今回の調査で、多くの人が家にいる時間が長くなったことで、整理整頓への意識が高くなっているように思いました。整理することで、自分に必要なものは何かということをより意識するようになるのだとも思います。
モノの量については、平均値や偏差を加えた分析表を用意しています。追ってさらに詳しく報告したいと思います。