【結果】家事と食事についてのアンケート (前編)

実施日: 2019年9月13日(金)〜9月23日(日・祝)
母数:n=215

今回は家事と食事について、みなさんの考えや行動を伺いました。家事はできるだけ合理的に済ましたい、という人がほとんどですが、「家事が嫌い」という人は32.5%と意外に少なく、また「得意」という人も37.7%もいました。しかし「やらなくてもすむならしたくない」という人が、69.8%もいるのは注目する数字ですが、反対にそうは思わない人も13%おり、家事になにかしらの意義を見出している人もいます。掃除の頻度については、「毎日」という人は14.4%と少なく、「週に1-2日」という人が43.3%と最も多かったです。ここでも合理的にしたいという考えは読み取れます。
また家事に費やす時間ですが平日は「60分以内」の人が56.7%、「60分超120分以内」の人が20.5%いました。休日は「60分以内」の人が35.8%、「60分超120分以内」の人が40.5%いました。多くの人が2時間近く費やしているのが家事の実態です。
また、回答者を女性に絞った時の夫の家事への参加率も高く、たとえば料理については、夫が料理をする頻度は、「ほぼ毎日」24.5%、「週34日」5.7%、「週1~2日」17.0%、「2週間に1日」3.8%、「月に1日」7.5%、「休日のみ」5.7%、「手伝わない」32.1%、不明は3.8%。週に1日でも料理をする人は47.2%いました。そのうち、ほぼ毎日料理をする人は24.5%です。
整理整頓については、38.2%の人が「得意」または「どちらかといえば得意」と回答していました。家の中が整っているという人も53%の人が「とてもそう思う」または「ややそう思う」と回答していました。

料理については、47.4%の人が「好き」または「どちらかといえば好き」と回答していました。
さらに41.9%の人が「得意」または「どちらかといえば得意」と回答していました。
また料理の頻度は、週に1日でも料理をする人は57.8%いました。そのうち、毎日料理をする人は23.3%いました。
週に1日でも家で夕飯を食べる人は88.8%いました。そのうち、毎日家で夕飯を食べる人は48.8%いました。
週に1日でも家族そろって食事をする人は60.5%いました。そのうち、毎日家族そろって食事をする人は21.4%いました。
食事のメニューは簡単なものが多いようですが、健康に注意している人も多く見られ、これも家で食事をする理由の一つになっているようです。
毎日または、ほぼ毎日買い物をしている人も多く、まとめ買いをしている人は少ないように見受けられました。
全体的には、合理的な家事や料理を望むものの、現実的にはまじめに家事に取り組んでいる人が多いという実態でした。中でも家事を大切だと思っている方も多く見られ、日本人の家事に対する意識の高さや重要性を感じました。
おふくろの味や郷土料理のバラエティはだんだんと薄れているようで、食事自体はシンプルになりつつ、それでも健康やダイエットを心がけているのも現代的な特徴です。

 

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