ひとり暮らしのライフスタイルに関する座談会を終えて

Ran&Ran / PIXTA(ピクスタ)

フージャースでは単身女性向けに分譲コンパクトマンションのブランド「デュオヴェール」を提供しています。その中で「リアルでニッチなこだわり」に目を向け、最大公約数的ではないモノづくりをしようと、ひとり女性のこだわりカードを開発しました。詳しくは、「ひとり女性のこだわり」(2021521日掲載)の記事で紹介しています。
このカードを使った座談会で出た会話を参考に、ひとり女性のニッチなこだわりを間取りに落とし込んだ「ニューおうち時間のための趣味以上仕事未満を充実させる間取り」を考えました。

先に行ったアンケート「【結果】ひとり暮らしのライフスタイルに関するアンケート(2)」(20241129日掲載)を受けて、117日から計3回にわたって行った「ひとり暮らしのライフスタイルに関する座談会」の内容を紹介します。

 

座談会の目的
過去に行った座談会で出た意見を参考に、ひとり暮らしの女性のニッチなこだわりを落とし込んだプランを考えた。プランをブラッシュアップするため、ひとり暮らし女性のおうち時間について話を伺いたい。

実施日
202411月7日()8()13()

参加者
30代~50代の女性、計6名の方にお話を伺いました。

 

座談会の要約

今回の座談会では、まずアフターコロナの今の「ニューおうち時間」の過ごし方について伺ったところ、例えばオンラインの語学のレッスン等在宅でできることが増えていることが分かりました。趣味以上仕事未満のそのようなことを、「気軽に手を付けられるのでリビングダイニングでしたい派」、「より集中したいので別の部屋が欲しい派」に分かれました。
独立キッチンについては、現状の住まいのイメージが強いようでしたが、テレビを見ながらやペットを見守りながら料理をしたい人はオープンキッチンへのこだわりがある一方で、一人暮らしなので料理の匂いの広がらない独立キッチンが良いという人も一定いらっしゃいました。 

 

座談会を終えて
今回は、ひとり暮らし女性の「趣味以上仕事未満のニューおうち時間」を反映させた間取りについてご意見を伺いました。座談会の参加者の中には、コロナ禍に長い時間家で過ごしたことにより「断捨離状態」がスタンダードになった方が何名かいらっしゃり、ひとり暮らしならではのモノの持ち方の変化も感じられました。また、趣味以上仕事未満のことをダイニングテーブルで行うことに満足しているという方に対しては、「限られた面積の中でいかにダイニング周りを使いやすくできるか」という商品企画の方向性も検討できると感じました。