新しい暮らしの提案プラン
「Bigランドリー」「土間」のある暮らし
お住まいの方のお宅訪
欲しかった暮らしラボでは「洗濯」「土間」をテーマに、コラム、アンケート、座談会を実施し、皆さんの声を半年にわたって伺いました。今回は、その声を参考にして実現したプランにお住まいの方々に、住み心地を伺ってきました。
「Bigランドリー」「土間」のある暮らしを実現したのは、「デュオリスタ松戸常盤平」です。
「Bigランドリー」プランにお住まいの方3名と、「土間」プランにお住まいの1名のお宅に訪問させていただきました。
お宅訪問で伺ったご意見と、事前に行った入居者アンケート(回答:23件)から、特徴的なご意見もまとめてお伝えします。
「Bigランドリー」プランの特徴
①洗濯物の干す、たたむ、しまうができるスペースを設けたランドリーカウンターを洗面所に設置
②ファミリークロゼット機能のあるユーティリティスペースが洗面所に隣接
③ランドリーカウンターのある洗面所からクロゼット機能のあるユーティリティスペース、洋室へと抜けられる動線を設け、バルコニーまでの動線を連動させることで、 “洗う→干す→たたむ→しまう”の洗濯に関する家事効率アップにつなげる
「土間」プランの特徴
・約2畳の作業ができる土間スペースを玄関横に設置
・土間スペースには作業用のコンセント、コートクロークを設置
・換気と採光が確保できる窓を共用廊下側に設置
(1)「Bigランドリー」プラン
■このプランを選んだ理由 / お宅訪問
・新築マンションに住んでいましたが、広告を見て初めは広さに惹かれました。HPに掲載されていた「Bigランドリー」プランが目に留まり見学に。購入の決め手は、広さとBigランドリーと専用庭です。
・プランを見て一目で気に入りました。今まで見たことが無いプランで興味を持ちました。
・以前の住まいで、洗濯にストレスを感じていた妻が、このプランの洗面所からの動線をとても気に入り、妻の強い推しもあり購入に至りました。
■ランドリーカウンターについて
アンケート結果
入居者アンケートの結果では、ランドリーカウンターの使用用途は、お風呂に入る際の着替えや洗濯物の一時置き場としての利用が多い結果となりました。
ハンガーパイプの使用用途は、「洗濯物の仮干しとして」70%、「ハンガーの収納場所として」43%、「洗濯物の室内干し用として」39%の順となりました。
お宅訪問 / 気に入っている点
・我が家は、洗濯物を室内干しにしているので、ランドリーカウンターのハンガーパイプに全ての洗濯物を干しています。洗面所には除湿器を設置し、乾いた洗濯物は、そのままユーティリティスペースに収納できるのでとても便利です。
扉のないランドリーカウンターの収納スペースは、扉のある収納よりも出し入れがしやすくて使いやすいです。
・ランドリーカウンターのハンガーパイプは、洗った洗濯物の仮干し用として利用し、乾いた洗濯物はカウンターでたたみ、すぐにしまうことが出来るので動作がしやすいです。
ランドリーカウンターの下の収納は、洗剤などもスッキリ収納できています。
・ランドリーカウンターのハンガーパイプは、洗濯物の仮干しや室内干しに利用しており、重宝しています。カウンターも、洗濯物をたたむスペースとして使っています。
収納スペースに扉がないことも、使いやすくて便利です。
見学させていただいたお宅では、除湿器や暖房機を置いて、洗濯物の室内干しや仮干しに使用していました。室内干し派の方は、窓際にパイプを追加して、空間を有効活用する様子も見られました。
ランドリースペースは、カウンターも含め、洗濯に関することを一か所にまとめられて、使い勝手がいいという点で、皆さんから好評でした。
■ユーティリティスペースについて
アンケート結果
ユーティリティスペースの使用用途は、ご主人か奥様のワークスペースとしての利用が6割。「その他」の使用用途の中で最も多いのは、「クロゼット」40%でした。
お宅訪問 / 気に入っている点
・ユーティリティスペースは、ライフスタイルの変化に合わせて、使い方を変更できそうなので、とても気に入っています。
・ユーティリティスペースは、ファミリークロゼットとして家族の衣類を収納しています。
・洗濯物を取り込んだ時の一時置き場として使える他にも、室内干しの場合は、このスペースにも干して、除湿器を掛けて利用しています。とても使いやすいです。
お宅訪問 / 改善点
・机として利用することを前提としたカウンターが設置されていますが、カウンター部分を収納スペースにして、ファミリークロゼットとして使える空間にした方がよかった。
・カウンター部分は、壁面利用ができるように、カウンターを外して収納ケースなどが置ける方が良かった。
・市販の収納BOXがぴったり収まる寸法で、収納スペースが作られていたら、もっと使いやすくなる。
見学させていただいたお宅では、カウンターをワークスペースとして利用している家庭と利用していない家庭に分かれました。ユーティリティスペースは、3家族中2家族がファミリークロゼットとして利用していました。カウンター、室内窓、壁面を含めて、収納スペースとしての改善が、まだできそうです。
■家事動線について
- アンケート結果
「効率的な家事動線として3つの動線を確保出来るようにプランニングしていますが、それらの動線は、家事の効率化に繋がっていますか」という質問では、①キッチン⇔洗面室、②洗面室⇔ユーティリティスペースの動線は、7割の人が家事効率につながっていると回答していますが、③バルコニーまでの動線の共感は4割に留まりました。
お宅訪問 / 気に入っている点
・洗面室とユーティリティスペース・洋室にも行き来できて、動線がとてもいいです。
アンケートとお宅訪問でお話を伺った結果、キッチン⇔洗面室、洗面室⇔ユーティリティスペースへの動線は便利で使い勝手がよいことが分かりました。一方で、全自動洗濯機の利用や、花粉症の季節には洗濯物を外に干さないという家庭も増えているようで、バルコニーへの動線の必要性が低いことが明らかになりました。
使い勝手のいい動線の確保は必要ですが、今回のように洋室・バルコニーに抜ける動線はあまり家事効率に繋がると感じられていない点で、ユーティリティスペースと洋室の間を壁にして、置き家具を置けるようにするなどの検討の余地がありそうです。
(2)「土間」プラン
■このプランを選んだ理由 / お宅訪問
・このプランに興味を持ち見学に行った時期が、モデルルームが出来る前だったので、平面図で説明を受けました。実際出来上がったモデルルームを見て、自分のイメージ通りだったので、すぐに購入を決めました。こういう「余白の空間がある部屋」が欲しかったんです。
お宅訪問 / 気に入っている点
・趣味のスノーボードのメンテナンスが、自宅でできることに満足しています。窓があるので明るくて、作業もしやすいです。用具を出しっぱなし、作業を途中でほったらかしにできるのも、楽で気持ちのゆとりにつながっています。
・コートクロークは、玄関で脱いだ上着をすぐに掛けられるので、重宝しています。
土間の用途は、①趣味、②収納、③装飾(道具の見せる収納)、として使っています。今後は、気分転換のために、土間でも仕事をしたいと思っています。土間を後から設けるのは難しいので、最初からあることが、とてもうれしいです。
お宅訪問 / 改善点
・来客時に、土間が見えないようにロールスクリーンのようなもので、隠せたらもっと良い。
・コンセントの数が、もう1つあっても良かった。
お宅訪問とアンケートを終えて
今回お宅訪問させていただいた皆さんは、専有面積の広さに加え、特徴的なプランであることに興味を持ち、購入前に説明させてもらった「Bigランドリー」や「土間」のコンセプトにも共感していただけたことがよくわかりました。
「Bigランドリー」プランでは、“洗う→干す→たたむ→しまう”の使い方で、無駄のない短い動線が評価されています。また、ユーティリティスペースは、多少狭くなったとしても使い勝手の良さからこのスペースが必要だと感じられていました。
「土間」プランでは、アウトドアの趣味をもつ方には、やはり土間の需要がありそうです。2LDKの場合でも、LDや居室が多少狭くなったとしても、土間は必須だと今回の入居者の方は考えられていました。室内は、家具の選定や使い方で空間の広さは調整できても、土間という空間をリノベーションなどで後から作りだすことを考えると、最初から設けて欲しいというご意見でした。
また、この他にリノベーションマンションの特徴として室内窓を設けていますが、室内の換気と採光が確保できている点と、デザイン性において好評でした。
デュオリスタ松戸常盤平は、一棟リノベーションにより住戸に十分な広さがあったうえに、洗濯・土間といった暮らしにフォーカスして生まれたプランを取り入れたことで、間取りの選択肢が広がりました。入居後も、プランの特徴を十分に活かして、暮らしやすい日常が過ごせている、と満足いただけているようです。
引き続き、欲しかった暮らしラボでは暮らしやすいプランを研究し、実現していきます。