緑のある暮らし プロジェクト
湯船から緑を望む暮らし
今回は室内での緑の楽しみ方、特に入浴しながら見る緑を考えてみたいと思います。
先日行った緑と暮らしについてのアンケート結果では、緑や花を見た時に癒されると回答した人は96.6%でした(「とても癒される」と「癒される」の合計)。また、お風呂から緑や花が見えたらいいと感じている人は61.4%でした(「とてもそう思う」と「思う」の合計)。
家の中でただ緑を見て過ごすだけでも心が和みますし、お風呂で緑を眺めれば、全身で緑や光を感じ、癒しの効果はさらに増しそうです。
今回は、以下のような間取りを考えてみました。
この間取りでは、浴室の隣にコンサバトリールームを設けて、浴室とコンサバトリールームを窓で繋いでいます。コンサバトリールームが坪庭のように働いて、植物を通して四季の移り変わりを私たちに教えてくれます。また、コンサバトリールームを通しての採光も可能になり、お風呂場は明るくなります。
植物が風に揺れれば、まるで露天風呂に入っているかのような感覚を覚えます。夜になれば植物をライティングして楽しむのもいいかもしれません。この気持ちよさを求めて、日に1度のお風呂の習慣も、つい何度も入りたくなる。そんなこともありそうです。
通常南側はリビングなどを配置したくなるものです。しかしあえてお風呂を南側に置いてみたのが、今回の間取りです。少子化を背景に個室の数にも余裕が生まれたことや、子育てが終わった家族などでは、南側の一部をお風呂にするというのもありそうです。入浴を楽しむこと、それは暮らしにおいて、とても贅沢なことです。
湯船から緑を眺める間取りは、いかができたでしょうか?皆さんは、どのように思いますか?ぜひ、感想を教えてください。
ミニアンケート
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