地方に移住という選択

私たちフージャースは「ソーシャルデベロッパー®」を目指します。
「ソーシャルデベロッパー」とは、先の見えない時代、様々な社会課題・地域課題の解決に向き合い、事業を通して解決へ導いていくことだと考えています。そしていくつかのプロジェクトを進めています。

フージャースの目指す「ソーシャルデベロッパー®へ」については、グループメッセージをご覧ください。
ラボで紹介した記事はこちらU35 ソーシャル推進プロジェクト」社会課題・地域課題の解決に貢献していく存在へ2023714日掲載)

その中に移住について研究しているプロジェクトがあります。

今後、移住という選択について、数回のコラムやアンケートを行っていこうと思います。フージャースのマンションでも地方の物件で移住組の人の購入が増えているからです。投資用の人も少しはいますが、注目したいのは移住を前提に購入しているという点です。

地方移住や二拠点居住の増加には様々な背景が存在します。まず、コロナ禍による仕事の場所選びの変化が挙げられます。以前は都会でのみ仕事をすることが一般的でしたが、テレワークの普及により、場所を選ばずに働くことが可能になりました。このことが人々の地方移住への意欲を高めています。また、時間の流れをゆっくりと感じ、家族との時間を大切にしたいというニーズも見逃せません。現代社会では忙しさが当たり前とされる一方で、より豊かな時間を求める声が増えています。さらに、収入と生活費の不均衡や経済構造の問題に対する疑問も地方移住の背景となっています。高い都会の生活費に対して、収入が追いつかない現状に疑問を持つ人々が増えており、その解決策として地方移住を選ぶケースも見られます。

次に、自然との接続と移住の関係について考えます。自然の摂理に寄り添い、生命力を学ぶことが地方移住者の中で重視されています。特に子どもの教育に関しては、自然の中での学びや体験が重要視されており、地方の豊かな自然環境が魅力となっています。これは、将来を担う子どもたちの想像力や生きる力を育むための一環として位置付けられています。地方移住によって、都会では得られない自然との触れ合いや学びが可能となり、それが移住の意義の一部となっています。

しかし、地域コミュニティとの課題も存在します。都会の人と地方の人の価値観や文化の違い、地域への馴染みや交流の課題が挙げられます。時には革新的な都会の人と保守的な地方の人との間で軋轢が生じることもあります。特に今の時代は変化の激しい時代であり、その中での地域社会との調和や意見の調整が必要とされます。地域に根ざしたコミュニティづくりや交流の促進が求められる時代です。

地方移住の意義と豊かさへの可能性が大きいことは多くの人が受け止めています。仕事以外の充実した時間や血の通った交流の追求、自給自足や自然との関わりを通じた生活の豊かさの追求が求められているのでしょう。収入を減らしても、生活コストを抑え、自由な時間を増やすことは、家族との時間を増やしていくことにつながります。またコミュニティとの関係を深めることは、将来の孤独や有事に対する不安を取り除くことができます。地方移住は、単なる移住だけでなく、より豊かな生活を求める人々の選択肢の一つとして、ますます重要性を増していくに違いありません。自然との接続や地域コミュニティとの関わりを通じて、新たな生活の可能性が広がるのでしょう。

皆さんはどのように考えますか

 

ミニアンケート

地方へ移住をしてみたい

お答えいただくとこれまでの結果が表示されます。

Loading ... Loading ...