高齢者の理想的な暮らし

高齢者の不安には、3つの大きな要素があります。その3つとはお金、健康、孤独です。お金の問題は人それぞれによって置かれている環境は違いますが、健康と孤独についてはフージャースの高齢者向け分譲マンションで解決されると考えています。バランスの良い食事や、病気や介護への予防、健康チェックの体制など、高齢者向け分譲マンションでは配慮が行き届いていますし、心配なことはすぐに相談できる体制を整えています。また部屋で具合が悪くなった時など、突然の異変にもスタッフがすぐに対応してくれます。
孤独については、どうでしょうか。孤独とは、社会との関係性が希薄になることで生まれる感情です。歳とともに人と話したり、体を動かしたりすることは億劫になりがちです。しかしフージャースの高齢者向け分譲マンションでは、クラブ活動を行ったり、スタッフが声をかけたりしながら、コミュニティへの参加を促しています。また同じマンションに住む人同士、気心の知れた人同士という点が、孤独になる確率へのハードルを低くしています。
この2点は、相互に依存もしています。社会的に誰かの役に立っている、役割がある、感謝されているという環境が人間の幸福感にもつながりますし、健康であることにもつながるのです。仕事をしている時は、こうした役割が仕事の上であったのですが、引退すると人に感謝される役割を持つには、社会的な活動に関わる必要が出てくるのです。単に用意された活動に参加するということでなく、自分が主体的に行動し、誰かのために行動をすること、自分の役割があるという環境こそが、孤独にならないための秘訣とも言えるのです。
「フージャースの高齢者向け分譲マンションに住むと、健康になる」とは言いすぎのように聞こえるかも知れないですが、実際に血糖値や血圧が改善されたという方も居られます。それらは、こうした高齢者の理想の暮らしとは何かということを考え続けるプロセスに時間をかけているからこそ、結果につながっているのです。
日本の社会は、高齢化、少子化、そして人口縮小という課題に直面しています。高齢者住宅について、そして高齢者の暮らし方の理想を考え続けることが、未来の社会を考えるキーワードになると信じています。
皆さんはこの高齢化という問題、そして高齢者の住まいの理想についてどのように考えますか。ご意見お寄せください。
(ちなみに…現在フージャースでは、高齢者向けマンションの供給戸数は2000戸になりました。)