【結果】LDKでの過ごし方(くつろぎ・コミュニケーション編)
「LDKでの過ごし方」のアンケートでは、みなさんの考えや行動をうかがいました。
アンケート結果をもとに、コロナ禍において、キッチン・ダイニング・リビングで、皆さんがどのように過ごし、コミュニケーションを取るのかを考えてみたいと思います。
「【結果】LDKでの過ごし方(キッチン編)」(2021年10月1日掲載)では、家族で家事をすることが定着してきていることや、キッチンが家族のコミュニケーションの場でもあることがうかがえました。また、手の込んだ料理でなくても自分で食事を作り、家族で食卓を囲む時間を大切にしたいこともわかりました。
「【結果】LDKでの過ごし方(ダイニング・リビング編)」(2021年10月8日掲載)では、約7割の人がダイニングよりもリビングを広くとって生活をしていましたが、ファミリー世帯では、自宅にソファーを置かずにダイニングテーブルを置いている人が13.1%おり、ダイニングテーブルを中心とした暮らしをしている家庭が、一定数いることがわかりました。
最後は、くつろぎ・コミュニケーション編です。
くつろいでいる場所を聞く設問では、性別を問わず、「リビングのソファー」という回答が半数以上と多いです。「ダイニングの椅子」という回答も、一定数いました。
家族がコミュニケーションをとっている時間帯は「夕食時」が42.9%と最も多くなっており、コミュニケーションをとっている場所は、「リビング」56.7%、「ダイニング」31.2%となっています。
リビングでコミュニケーションをとる理由は、「テレビを見ながら」「ゲームをしながら」「くつろぎながら」「ゆったりしている時間だから」。一方、ダイニングでコミュニケーションをとる理由は、「一緒にいる時間が長い」「食事をコミュニケーションの場と考えている」「美味しいものを食べながら1日の出来事などを話すことで楽しみながらコミュニケーションがとれる」「リビングと違い、ダイニングには家族全員分の椅子がある」などがありました。
このことから、リビングでは何かをしながらのコミュニケーション、ダイニングでは対面で顔を合わせてのコミュニケーションをしていることがわかります。
これらのことから、大きなダイニングテーブルに人数分の椅子があれば、食事の時以外でも好きな位置にゆったりしたスペースを確保できます。テーブルの真ん中には、果物やお茶菓子があって、自然と人が集まる。仕事や勉強、ゲームをするなど、それぞれ自由なことがでる空間になるのではないでしょうか。
今後は、ダイニングを中心とした、リラックスしながらコミュニケーションをとる形もあるのではないかと思いました。